美容大国で知られる韓国内で、チャンネル登録者数12万人を超える韓国の皮膚科専門医キム・ホンソク先生。
今回は、キム・ホンソク先生の人気動画の1つ、”ニキビ跡が玉ねぎで無くせる!?”についての解説します。
ニキビ跡になりやすい5つのケース
ニキビ跡に良い成分①-ナイアシンアミド
ニキビ跡に良い成分②-トラネキサム酸
ニキビ跡に良い成分③-ヒアルロン酸
ニキビ跡に良い成分④-玉ねぎエキス(ケルセチン)
ニキビ跡の正しい定義
普段、料理に使う玉ねぎ。
実は、肌の傷跡改善にも効果があること、ご存知でしたか?
実は、薬局に売られている傷跡用の軟膏にも多く使われているのです。
ニキビができただけで憂鬱なのに、ニキビが消えてもニキビ跡が残ってしまうなんて、さらに憂鬱ですよね。
そんなニキビ跡にも効果的な玉ねぎ、どのような成分が肌を改善してくれるのか、解説していきます☻
ニキビ跡には玉ねぎが効果的??
ニキビ跡で悩まれている方、多くいらっしゃいますよね。 ニキビは炎症性病変です。 おできや吹き出物などは全て、医学的用語ではニキビとして区分されます。
ニキビがどうしても気になって、無理矢理潰そうとすると、ニキビが悪化してしまう場合が多いです。 ニキビには、潰していいニキビと、潰してはいけないニキビがあります。
潰してはいけないにニキビを潰してしまうと、跡にも残りやすくなるでしょう。
ニキビ跡になりやすい5つのケース
ニキビ跡になりやすいケースを5つ紹介します。
ニキビが大きくなっている場合
ニキビの炎症が長く続く場合
シミや色素沈着が多い方で、ニキビが消えても色素性病変として残る場合
赤み肌の方
顎ラインにできたニキビ
肌の赤みがひどい方は、ニキビが消えた後も、赤い跡が残ることも多いです。 また、顎ラインにできたニキビの場合は、ケロイドの傷跡が残ることも多く、全ての基本は”炎症”です。
炎症の程度、ニキビの炎症期間がどのくらい続いたのかで大きく変わります。
今回は、ニキビ跡を改善し、傷跡を減らせる成分を紹介します。
ニキビ跡に良い成分①-ナイアシンアミド
1つ目は、ナイアシンアミドです。
肌のトーンを明るくし、炎症緩和、皮脂の分泌を減らしてくれるため、ニキビ肌の方におすすめの成分です。
ニキビ跡に良い成分②-トラネキサム酸
2つ目は、トラネキサム酸です。
トラネキサム酸は止血剤として使用されますが、肌の表皮と真皮の間にある基底膜が壊れたとき、補完し、回復させて炎症を緩和するだけでなく、炎症語の色素沈着を予防する効果もあります。
ニキビ跡に良い成分③-ヒアルロン酸
3つ目は、ヒアルロン酸です。 ヒアルロン酸は保湿成分で、肌の水分を維持し、肌バリアを丈夫にしてくれるため、ニキビにとって重要な成分です。
ニキビ跡に良い成分④-玉ねぎエキス(ケルセチン)
4つ目は、玉ねぎエキス(ケルセチン)です。
玉ねぎには様々な成分がたくさん入っており、中でも、ケルセチンという成分は炎症を抑え、フラボノイド系の一種で、強力な抗酸化効果を持っています。
紫外線から肌を保護したり、炎症緩和にも効果的です。 ケルセチンは、玉ねぎの中でも紫玉ねぎにたくさん含まれています。
ケルセチンは、ニキビ菌による炎症も減らしてくれるため、ニキビ肌の方が使うと効果を得られるという報告もあります。
傷が回復する時、コラーゲンがたくさん生成されるのですが、コラーゲン生成の過程で肌が硬くなることがあるため、ニキビも硬くなったように感じることもあるでしょう。 玉ねぎエキスは、これを抑えてくれる効果があるため、コラーゲンの生成をする上では重要な成分です。
薬局などで見かける、傷跡に効く軟膏には、必ず、玉ねぎが入っています。
一般的には、玉ねぎエキスとともに、アラントインやヘパリンナトリウムのような成分が入った傷跡用軟膏が多いです。
ニキビ跡や激しい炎症反応を緩和し、傷跡を小さくする成分として、ニキビがひどい方の傷跡や色素沈着予防に多く使われている原料です。
玉ねぎエキスは、傷跡治療薬だけでなく、化粧品でも活用されるようになりました。
ニキビ跡の正しい定義
ニキビ跡には、明確な定義が必要です。
ニキビ跡と一言で表現しても、様々な傷跡があります。
色素沈着した傷跡や、赤くなってしまった傷跡、凹凸ができてしまった傷跡も、全てニキビ跡ですが、症状は多様です。
そのため、それぞれのニキビ跡によって、治療方法も変わります。
いずれにせよ、炎症を素早く抑え、傷跡が残らないように、様々な成分を一緒に使用することで、傷跡を少しでも予防することができます。
まとめ
ナイアシンアミド、トラネキサム酸、ヒアルロン酸は基本的に肌バリアと炎症にフォーカスされていて、玉ねぎエキスは、傷跡やニキビの炎症緩和にフォーカスされている成分です。 ニキビができた時に、気にして無理矢理潰したり、長い間放置すると、ニキビが消えても、色素沈着や赤い傷跡、凹凸のある傷跡が生じることがあるため、早めに予防し治療することが重要です。
最近は、紹介した成分を含んだ様々な化粧品が出ているため、しっかりケアすれば肌美人に近づけることは間違いないでしょう。
皮膚科専門医キム・ホンソク先生の
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