美容大国で知られる韓国内で、チャンネル登録者数12万人を超える韓国の皮膚科専門医キム・ホンソク先生。
今回は、キム・ホンソク先生の人気動画の1つ、”ブツブツニキビは潰すべき?”について解説します。
ブツブツニキビは潰した方がいいの?
膿疱性ニキビ!(黄色ニキビ)潰すタイミングは?
1ヶ月以上消えないブツブツニキビ!手で潰すべき?
過酸化ベンゾイル!ニキビに塗ると色素沈着を起こす?
過酸化ベンゾイルがニキビ跡を悪化させる?
非炎症性ニキビ、どんな製品を使えばいい?
ニキビで悩まされている方、多くいらっしゃいますよね。
ニキビといっても、種類がいくつかありますが、それぞれに対する治療の方法は全て異なります。
この記事を読んで、自分のニキビに合った治療で美肌を取り戻しましょう。
ブツブツニキビは潰した方がいいの?
今日は、多くの方からコメントでいただいた、ニキビに関する質問に回答していきます。 幼い時から成人になるまでニキビは、性別・年齢を問わず悩まされる問題です。 多くの方が悩んでいるように、質問もたくさんいただきました。
膿疱性ニキビ!(黄色ニキビ)潰すタイミングは?
治療剤を塗った後に潰すのか?
それとも潰した後に治療剤を塗るのか? 膿疱性ニキビは、体の一部分が少し盛り上がって、黄色か灰白色に見えるニキビで、中に膿が溜まったニキビのことです。 通常、この段階の前に、丘疹性ニキビ(潰しても膿は出ず、赤く硬めのニキビ)が出来ますが、丘疹性ニキビは無理に潰そうとすると、なかなか膿が出ない上に、ものすごく痛いので無理やり潰してはいけません。
しかし、膿疱性ニキビの場合は、端を少し触って潰してからニキビ治療剤を塗るのがおすすめです。 潰して排膿させてあげることで、回復を早めることができるからです。 ただ、潰す際は力任せで無理に潰そうとせず、衛生的に上手に潰すようにしてください。
1ヶ月以上消えないブツブツニキビ!手で潰すべき?
ブツブツしたニキビは、面ぽう性ニキビとも言います。 一般的なニキビは、ホルモンの変化や過剰な皮脂分泌などによって生じる反面、面ぽう性ニキビは肌のバリアが崩れて、敏感になった時にできます。 つまり、皮膚細胞からのSOS信号だともいえます。 ブツブツニキビは、数えられる単位でできるのではなく、ある面積にブツブツとできるため、潰すこと自体が大変で、何より原因が”肌のバリア”なので、潰すとさらに悪化することが多いです。 無理に潰そうとせず、肌バリアの回復に集中して治療をしたほうがいいでしょう。
長期的に、肌バリアの回復に集中することで、自然にニキビがなくなっていくため、地道な治療を目標に立ててください。
過酸化ベンゾイル!ニキビに塗ると色素沈着を起こす?
過酸化ベンゾイルは、炎症性ニキビの改善に役立つ成分です。 ニキビの原因のアクネ菌は、酸素を嫌うのですが、過酸化ベンゾイルは活性酸素を生成するため、アクネ菌に対する殺菌作用をもたらしてくれます。 しかし、過酸化ベンゾイルは肌に刺激的でもあり、肌が敏感な方や、何かしらトラブルが起きている方が使用すると、炎症反応が過剰に起こることがあります。 このような反応が起きると、色素沈着が発生する可能性があります。 もし、過酸化ベンゾイル剤を塗って色素沈着が起こった場合は、ただちに使用を中断しましょう。
治療だからと、無理に使用せず、ひとまず使用を中断し、経過をみて使用を再開するか、近くの皮膚科に問い合わせてみてください。
過酸化ベンゾイルがニキビ跡を悪化させる?
過酸化ベンゾイルを使って、ニキビ跡ができたという方が多くいらっしゃいます。 しかし、これは少し考え直さなければならない認識です。
もし、過酸化ベンゾイルを塗っていなかったとしたら、ニキビ跡はできていなかったのでしょうか?
おそらく、使っていなくてもニキビ跡はできていたはずです。
通常ニキビは、ニキビの状態によって、跡に残るニキビなのかどうか予想できることが多いです。
つまり、跡になってしまったニキビは、元々跡を残す確率が高かったということです。 ニキビ跡と過酸化ベンゾイルはほぼ無関係といえるため、誤解しないようにしましょう。
非炎症性ニキビ、どんな製品を使えばいい?
赤く腫れる炎症性ニキビは抗生剤、過酸化ベンゾイル系を使用します。 非炎症性ニキビは、炎症が起きていない初期状態のニキビのことを指します。 角質が詰まることにより、皮脂が排出できず、皮脂が毛穴に溜まっている状態のニキビです。 “ホワイトヘッド”とも言います。 非炎症性ニキビには、炎症性にきびにも使用する極小レチノイド製剤を使います。 ニキビ用の軟膏のようなものです。 通常、このような軟膏はニキビ初期には、特に改善の反応が見られません。 そのため、長期的に、地道に塗ることが大切です。 また、肌への刺激が高い製品なので、目周りへの使用はなるべく避けましょう。
非炎症性ニキビに対しては、改善がすぐに目に見えるわけではないですが、少量ずつゆっくり長期的に使用することをおすすめします。
皮膚科専門医キム・ホンソク先生の
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/drhong3_cosmetic/
【YOUTUBE】
韓国美容医療のご予約のサポート&医療通訳に関する質問は、LINEからお問い合わせください☻
🖥️ホームページ: http://busanjmj.com
📱LINE: busan-jmj (←クリック)
💌メール: busanjmj32@gmail.com
❤️インスタ:@busanjmj_official