最近、韓国でも日本でも人気のある美容医療、切らないリフトアップ。
切らずにお顔のたるみを改善したい方、小顔になりたい方、ダウンタイムのないリフトアップ施術にこだわる方には、とてもおすすめの施術です。
切らないリフトアップには、お肌を引き上げてリフトアップさせてくれるハイフ超音波リフト(代表的な機器はウルセラ)、お肌を引き締めてリフトアップさせてくれる高周波リフト(代表的な機器はサーマクール)があります。
今回はウルセラ、サーマクールの違い、効果の持続期間などについて詳しく紹介します。
ウルセラってどんな施術?
ウルセラは、2009年にアメリカで発売されたHIFU(ハイフ)超音波を用いたリフトアップ機器です。
HIFU(ハイフ)機器の中で、唯一、アメリカのFDAにリフトアップ治療機器として承認されています。
美容皮膚科や美容エステサロンなどでも導入され、美容医療としてすっかり浸透しているHIFU(ハイフ)。
HIFU(ハイフ)とは、”High Intensity Focused Ultrasound”の略称で「高密度焦点式超音波治療法」のことです。
ウルセラは、HIFU治療のパイオニア的存在であり、HIFU機器の中でもリフトアップ効果が圧倒的に高いため、韓国内でも人気の機器です。ハイフを扱う医師の中には、「HIFU機器は”ウルセラとそれ以外”に分かれる」という方もいるほど、信頼されています。
色々なハイフ機器
ウルセラ
ダブロ
ハイフシャワー
ニューテラ
シュリンク
ウルトラセル
コントレックス
ウルトラフォーマー
ソノクイーン
ウルトラハイフ
スマスセラ など エステハイフと医療ハイフの違いは?
エステハイフと医療ハイフで大きく違うのは、照射方式や出力の強さ、照射の深さ、持続期間です。
持続期間(個人差あり)
医療ハイフ:6ヵ月~1年 エステハイフ:2週間~1ヵ月
ウルセラは、FDAの厳しい基準をクリアし、これまで外科手術でしかアプローチ出来なかった皮膚の一番深い筋膜(SMAS)層をメスを使わず超音波で引き上げるリフトアップ治療です。
FDAとは、日本の厚生労働省にあたるアメリカの機関です。 FDA審査では、世界でもトップクラスに厳しい基準が設けられています。
【そもそもたるみの要因って?】 たるみは、締まっていた皮膚が加齢、出産、急激な体重減少などによってハリや弾力がなくなり、皮膚が垂れ下がってしまう状態のこと。原因は大きく5つに分けられていて、皮膚弾力の低下、支持靭帯・SMAS筋膜の衰え、筋力の低下、皮下脂肪の影響、骨格の老化と言われています。 たるみ治療では、皮膚を支える土台となる筋膜(SMAS層)から引き上げることが最も重要なポイントです。
これまでウルセラは、世界各国で100万件以上の治療実績を持っています。
ウルセラには、開発と研究に多額の費用がかかっており、それなりに治療費も高くなりますが、効果と安全性については、他のHIFU(ハイフ)機器とは比べものになりません。
別名「切らないフェイスリフト」とも言われています。
ウルセラの特徴
超音波リフト
肌の引き上げ効果
米FDAで世界初、リフトアップ機器として唯一承認された機器
超音波をSMAS層に照射
超音波で肌内部のエコー画像を確認しながら、狙った層に照射する安全で画期的なシステム
コラーゲン生成に最も適した温度(60~70℃)でリフトアップ
専用チップのカスタマイズで皮膚の深さ別にアプローチ可能 4.5㎜:SMAS層にアプローチ 3.0㎜:真皮層にアプローチ 1.5㎜:肌の表面近くにアプローチ
施術時間:照射数にもよるが、10~20分くらい
リフトアップ効果は直後から2~3ヵ月にかけて徐々にあらわれ、3ヵ月後にピークに達する(個人差あり)
個人差はあるが、効果の持続期間は約6~12ヶ月
★Check point : 正規品ではない場合、最新型ではない場合、効果や安全性の保証できません。超音波画面の黄色いAmplify Ⅱ認証マークステッカーが貼ってあるのかを確認ください。
韓国ウルセラ公式ホームページから抜粋
ウルセラの効果持続期間・ダウンタイムは?
ウルセラのリフトアップ効果は、お肌の引き上げ効果
ウルセラの効果や持続期間(個人差あり)
効果のピーク:術後3ヶ月後
効果持続期間:約6ヵ月~1年間
1ヵ月~2ヵ月にかけて新しいコラーゲンが生成され、徐々にリフトアップ
ウルセラは、肌の深層にある筋膜(SMAS層)をターゲットにし熱を加え、小さな熱損傷を起こします。SMAS筋膜を引き上げ+ラーゲンの再生を促進する超音波治療のため、お肌の表面に現れるダウンタイム(腫れや赤みが出る期間)はほとんどありません。
ただ、人によって軽度の腫れ、フェイスラインや顎に軽い筋肉痛のような鈍痛が10日くらい残る場合もあります。
施術後は、すぐに通常の生活に戻ることができます。施術直後からメイクも可能です。
ウルセラを受けたら頬がこけた?
ウルセラは、肌の土台となる筋膜層(SMAS層)を引き上げる効果と同時に、脂肪細胞を破壊することで小顔効果も期待できます。
ただ、ウルセラが適応してないタイプ(顔に脂肪が少ない)の人が必要以上のショットを照射すると、頬の皮下脂肪がなくなってしまい、げっそりとした印象になってしまうことがあります。
ウルセラを受けて頬がこけてしまった方には、このような原因が考えられます。
元々、頬の皮下脂肪が少ない
頬だけ必要以上のショット数を当てられた
頻繁にハイフを受けていた ※望ましい施術頻度:3ヶ月〜6ヶ月に1回程度
1回あたりのショット数が多すぎる
ウルセラに向いてない肌タイプの人がウルセラ施術を受けると、頬がこける可能性が非常に高くなります。
ウルセラのショット数を決める要素
顔の表面積
たるみの度合い
骨格や皮膚の厚み、皮下脂肪の状態
頬の皮下脂肪が少ない方へおすすめなリフトアップ機器はお肌の引き締め効果が高いサーマクールです。
サーマクールについて詳しく紹介していきます。
サーマクールFLXってどんな施術?
サーマクールは、米国Thermage社が2002年に開発した機器です。高周波(RF)でしわやたるみを改善する切らないたるみ取りの代名詞とも言える治療で、肌の深いところから縦・横・奥行きの3次元で引き締めてたるみを改善します。
サーマクールFLXの特徴
高周波リフト
肌の引き締め効果
米国FDAに承認された安全性と有効性の高いRFマシン
真皮層の肌奥に温度(55~60℃)でラジオ波エネルギー用いて治療
コラーゲン、エラスチンの生成で弾力、ハリを与え、若返り効果
毛穴の引き締め・ニキビ跡の改善
皮脂分泌の抑制でニキビができにくい肌へ導く
肌質の改善、肌の内側から潤いアップ
自己治癒力でたるみを根本的に治療
施術時間:600ショット基準で、約30~40分くらい
リフトアップ効果は直後から1~3ヵ月にかけて徐々にあらわれ、3~4ヵ月後にピークに達する(個人差あり)
個人差はあるが、効果の持続期間は約6~12ヶ月
施術の流れ
診療・カウンセリング⇒ 麻酔クリーム ⇒ 洗顔(アクセサリーなど貴金属類も外す)⇒ マーキング ⇒照射 ⇒鎮静ケア ⇒帰宅
サーマクールの効果持続期間・ダウンタイムは?
サーマクールのリフトアップ効果は、真皮層のコラーゲン線維の収縮・引き締め効果で、施術直後から6~12カ月間、リフトアップ効果を実感できるでしょう。
サーマクールの効果や持続期間(個人差あり)
効果のピーク:術後3ヶ月後
効果持続期間:約6ヵ月~1年間
1ヵ月~2ヵ月にかけて新しいコラーゲンが生成されて、徐々にリフトアップ
施術後、効果の持続期間が過ぎたからといって、元のたるみレベルに戻るわけではなく、リフトアップされた状態から、また老化が始まり、徐々にたるんでいくようなイメージです。
施術を行った部位のコラーゲンが増生された効果は半永久的に持続するため、必ず継続して施術を受けなければいけないわけではありません。
ダウンタイムは、ウルセラと同じく、ほんとどありません。(個人差あり) 施術後は、すぐに通常の生活に戻ることができます。施術直後からメイクも可能です。
サーマクールを受けられない人
次のような方は、サーマクールを受けることができません。
ペースメーカー、体内埋込式徐細動器など体内に金属類を埋め込んでいる方 (歯のインプラント、金歯などは可能)
妊娠中または妊娠の可能性がある方
治療部位に金属プレート、シリコンなどが入っている方
重度の心臓疾患をお持ちの方
治療部位に感染性の皮膚疾患がある方
治療部位に傷跡や化膿がある方
進化するサーマクール
サーマクールは、2002年に第1世代の「サーマクールTC3」が発売されてから、約20年近くの歴史を持つ機器です。
発売当初から約20年間、痛みを軽減させる工夫や、火傷防止機能などが追加され、徐々に進化しています。
サーマクールの進化
第1世代「サーマクールTC3」(2002年)
第2世代「サーマクールNXT」(2007年)
第3世代「サーマクールCPT」「サーマクールアイ」(2009年)
第4世代「サーマクールFLX」(2017年) ◀ 最新
サーマクールの最新機種であるサーマクールFLXは、 第3世代サーマクールCPTと比べて、チップが大きくなり照射範囲が広く施術時間が25%短縮、冷却システムやバイブレーション機能の進化で治療時の痛みが大幅に軽減できるようになりました。
サーマクールを受けたい方は、最新型のサーマクールFLXを導入している美容クリニックを探しましょう。
ウルセラとサーマクールの違いは?どちらを選ぶ?
ウルセラとサーマクールの違いについてみてみましょう。
スクロールできます
ウルセラとサーマクールは、効果が高い分、費用も他の美容皮膚科メニューに比べると高いです。
費用的に、「どちらか1つを選びたい」、「自分はどちらが向いているのか気になる」と思う方も多いでしょう。
たるみの引き上げ効果を望むのであれば、ウルセラがおすすめ。
お顔に脂肪が少なくて肌の弾力低下でたるみが気になる方はサーマクールがおすすめです。
最強のリフトアップ効果は「ウルセラ+サーマクールFLX」の併用治療!
切らないたるみ取り治療の効果をさらに高められる治療法はウルセラとサーマクールFLXの併用治療です。
近年では、ウルセラとサーマクールFLXを併用する”ウルサーマ”という施術も出てきています。
2つの施術を同日に行うため、治療費用の総額は大きくなりますが、美容クリニックによっては併用することで割引を行っている場合もあります。
高いリフトアップ効果を求めていて費用面でも許容範囲だという方は、ウルセラとサーマクールの併用での治療も検討されてはいかがでしょうか。
韓国で受ける理由!ウルセラとサーマクール施術は韓国で!
ウルセラとサーマクールは、どちらも韓国で人気なリフトアップ施術です。
どちらもFDA承認を受けているだけあって、かなり効果が高く、現在この2つの施術を超えるたるみ治療機器は存在しません。
そんなウルセラとサーマクールの施術で、失敗やリスクをなくすには、施術経験が豊富な皮膚科専門医のいるクリニック選びをすることが非常に重要です。
日本よりも美容医療が身近な韓国では、一般人でもウルセラやサーマクールを受けるため、皮膚科専門医の施術経験や知識もかなり豊富。
切らないリフトアップ、ウルセラとサーマクールを検討している方は、ぜひ韓国での施術も検討してみてくださいね。
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