美容大国で知られる韓国内で、チャンネル登録者数12万人を超える韓国の皮膚科専門医キム・ホンソク先生。
今回は、キム・ホンソク先生の人気動画の1つ、”朝、水洗顔だけで大丈夫?”についての解説します。
朝、水洗顔では足りません
洗顔方法別の肌への影響
肌タイプ別の洗顔方法
朝の洗顔、皆さんはどうしていますか?
水だけで済ませている方もいれば、洗顔料を使っている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、どちらの洗顔方法が良いのか理由もあわせて解説していきます。
どちらがいいのか悩んでいた方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
朝、水洗顔だけで済ませてないですか?
朝は、特にメイクを落とすわけでもないし、水洗顔だけでいいんじゃない?
と思っている方も多いかと思います。
しかし、寝ている間にも、汚れは溜まり、肌荒れの要因にもなりえるのです。
朝、水洗顔では足りません
基本的に化粧品は、水と油で構成されています。 水の含量が多いものは化粧水で、乳液やクリームは、油の含有量がはるかに多い製品です。 その中でも、栄養クリームは油分が多く、保湿成分が多く入っていることが多いため、油分の含有量が多いのです。 このような製品を使用すると、肌の保湿力が高まり、寝てから朝起きるまで、しっかり保湿状態を維持してくれるという重要な役割を果たします。
朝は、これらをまたクレンジングする過程が必要です。 しかし、これを、水洗顔のみで済ませるのはよくありません。 水分含量が高い製品を使用した場合は、特に問題ありませんが、油分含量の高い製品を使用した場合、水洗顔のみでは、残っている肌の油をきちんと落とすことができないからです。 朝出勤して、外出し、帰宅した1日の終わりに水だけで洗顔はしませんよね? 外に出ると、PM2.5や環境公害物質や肌に付着するため、キレイに落とすには、化粧落としを使う必要があります。
寝る時も同様に、スキンケアをしたあと、無菌状態のとても清潔な状態が常に、維持されているわけではありません。 布団や枕カバーなどの環境にも関係があり、日々、清潔なものに取り替えるわけではないので、寝具のほこりによる問題も、実際には肌へたくさん影響を与えています。 外出した際は、空気中の成分が肌に触れるのですが、寝る時は寝具へ直接顔に触れることになります。
これを繰り返すと、老廃物と接触する機会も増えるということです。 そのため、きちんときれいに落とすことが重要で、朝も軽く洗顔料を使用することをおすすめします。
洗顔方法別の肌への影響
実際に、以下の3種類の方法を試して、実際に病院でpHと水分損失度を測ってみました。
水だけで洗顔する場合
弱酸性クレンザーを使用する場合
高いpH値のクレンザーを使用する場合
測定をしてみたところ、3つとも一時的にpH値が少し高くなり、水分損失度も若干高まるパターンを見せました。
しかし、高いpH値のクレンザーは、その幅がはるかに高く、30分後に再度測定したとき、水だけで洗顔する場合と弱酸性クレンザーを使用する場合はどちらも正常に戻った反面、高いpHクレンザーを使用した場合、pH値は正常に戻らず、高い状態がかなり続くことが分かりました。
つまり、メイク落としをしっかりするということは、結果的にpHの高い商品を使うことになるのです。 洗顔も重要ですが、pHが高く維持されるということは、肌の状態が弱くなるということを意味します。
水洗顔と弱酸性洗顔料を使っての洗顔を比較してみると、pHの変化がほぼ同じで、水分損失においても似たような結果が得られました。 それなら、水洗顔の方がいいのではと考える方も一定数いらっしゃると思いますが、私は反対です。 どうせ同じ結果になるのなら、肌に老廃物がどれだけ残っているか分からない状態を、水だけで洗顔するのではなく、弱酸性の洗顔料を使って、少しでも肌の老廃物を清潔に落としてあげる方がいいと考えるからです。
肌タイプ別の洗顔方法
乾燥肌や敏感肌の場合、皮膚が敏感にならないよう様々な努力をしても、結局、老廃物が肌に長く付着していると、肌にトラブルが発生せざるを得ないため、このような問題点を最大限減らすためにも、肌が敏感にならない範囲内で軽くクレンジングするといいでしょう。
脂性肌の場合は特に、水のみの洗顔はおすすめしません。
理由として、基本平均睡眠時間を8時間とすると、8時間も皮脂の分泌が続いている状態で、これらの皮脂を水でちゃんと洗い流すことはできないからです。
脂性肌の場合、皮脂をしっかり落とせなくなると毛穴が詰まり、黒ずみや様々な症状が出る確率が高まります。 そのため、脂性肌の場合、寝ている間に残っている皮脂をきれいに取り除くことが必要なため、 洗顔料を利用して洗顔するべきなのです。
まとめ
肌タイプによって、それぞれクレンジング方法に違いはありますが、水洗顔の場合と、弱酸性クレンザーを使用した場合では、ほぼ同じ結果であるということが分かるため、肌の老廃物をキレイに落としながら肌へのダメージを最小限に抑えるためにも、乾燥肌・敏感肌の方は弱酸性クレンザーを使うことをおすすめします。 脂性肌の場合は、 水だけで洗顔するのはおすすめしませんし、必ず洗顔料を使って、残った皮脂をキレイに洗い流すことが大切です。
皮膚科専門医キム・ホンソク先生の
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