美容大国で知られる韓国内で、チャンネル登録者数12万人を超える韓国の皮膚科専門医キム・ホンソク先生。
今回は、キム・ホンソク先生の人気動画の1つ、”シミに関する間違った認識”についての解説します。
シミの間違った常識
シミはなぜできるのか?
シミができたときに絶対にしてはいけないこととは?
シミの予防のための特別な洗顔法?
朝は水洗顔だけでいいのか?
シミに悩まされている方へ、シミを無くしたいからと、色んな商品を手あたり次第に試していませんか?
実はそれが余計にシミを悪化させている要因の1つかもしれません。
この記事を最後まで読んで、シミができる原因や、シミケアに関する正しい知識を知って自分に合ったケアを行うようにしましょう。
シミの間違った常識
今回は、シミに関する、よくいただく質問をQ&A形式でまとめて解説します。
シミが悪化する原因、シミのケア方法など、シミについて全体的な内容をまとめていますので、シミに悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
シミはなぜできるのか?
まずシミの原因について5つの視点で説明します。
その5つとは以下の通りです。
PM2.5
ストレス
女性ホルモン
紫外線
睡眠
ストレスは、ある程度、だれでも受けるもので、紫外線も当然避けられません。 そのため、外出や他の外部要因で、シミが悪化してしまうのも仕方がありません。
シミができるとストレスも感じますし、できれば除去したいと思いますよね。
ただ、シミができたとき、そのシミに対してストレスを受けすぎるよりも、普段からのスキンケアで、それ以上悪化しないようにすることが重要です。
紫外線に関しては、春が最も危険な時期です。 なぜなら、紫外線指数が急増する時期が4月から5月であるにも関わらず、この時期は、まだ紫外線に対する意識が低く、日焼け止めを塗らなければいけない認識も低い方が多いからです。
夏になると、みなさんも紫外線が強く、遮断しなければならないという意識も当然高まるため、予防をする人も増えてきます。 夏じゃないからと油断して、4月から5月に紫外線対策を怠ると、その後から色素病変が生じやすくなり、シミを悪化させることがあります。
日焼け止めは、春も油断せずにお使いください。
また、シミを根本的に防ぐことが難しい理由の1つとして、女性の場合、女性ホルモンの分泌により、日常生活の中で、一定の安定的な睡眠があまり取れていないということもあります。
シミができたときに絶対にしてはいけないこととは?
シミでお悩みの患者さんから、よく聞く言葉。
「院長、あれもやってみましたし、これもやってみました。色々試しましたが、改善しません。」
これは大きな間違いで、あれこれ試すことはしないでください。
やりすぎは禁物です。
シミを改善したい気持ちが強く、興味本位で、あれこれ色んな製品を試す方が多いですが、あえて何もしない方がいい場合もあるのです。
色々使いすぎると、肌へ刺激になってしまう可能性もあります。
できれば、タオルも控えることをおすすめします。 タオルで擦ってはいけない理由として、擦ることによって起こる細かい摩擦自体が、炎症を悪化させ、シミ細胞に悪影響を及ぼし、メラニンの生成を促進させるため、悪循環に陥ってしまうからです。
ここまでで、自身で色々やりすぎていたかも…と感じた方は、少しスキンケアを見直す必要があります。
また、シミのレーザー施術をしている中で、たまにシミが悪化してしまう方もいるのですが、そのような反応が起きてしまった方には、少し施術を休んでもらいます。 例えば、元々1~2週間間隔で来られていた方達には、1~2ヶ月ほど休んでもらいます。 これは、休んだ後に、再び来院されると、休んでいたにも関わらず、むしろシミが良くなっているという場合があるからです。
その1つ1つの原因が全て分かればいいのですが、良いと考えられている微細な刺激が、全ての方へ効果的だとは断言できません。
シミ改善の施術をしながら、1度でもシミが悪化したと感じた場合は、ひとまず、その刺激を最小化することが最も重要になってきます。
シミの予防のための特別な洗顔法?
洗顔のやり方は、乾性肌と脂性肌の肌質の差に関係があります。 乾性肌の方の場合、洗顔時間が1分でも長すぎるのですが、脂性肌の方の場合はそうでもありません。 脂性肌の方は、どのクレンザーを使っても、どんなクレンジング方法を使ってもいいといえます。 ただ、重要なポイントは、クレンジング後、顔がつっぱらないということです。 ”顔がつっぱる”の基準は、人によって違います。
また、クレンジングする時に、”摩擦するのは良くないだろう”と考え、洗顔料を使わない、水洗顔という方法が出てきます。
しかし、脂性肌の場合、老廃物と皮脂がきちんと落とせず、炎症反応やトラブルが生じることがあるため、自身の肌をよく理解して、クレンジングすることが重要です。
朝は水洗顔だけでいいのか?
夜に、何もスキンケアを塗ってない時は、特に関係ありません。 しかし、夕方に化粧水、栄養クリーム、パックなど、様々なスキンケアをしますよね。
このように、顔に何か塗ると、寝ている間に汚れが付着する原因になります。
その汚れを水だけできれいに落とすのは、簡単ではありません。 朝の水洗顔だけでは、汚れは落とせないのです。 弱酸性クレンザーがたくさん市場に溢れていて、肌に優しいと謳うクレンザーが増えた理由は、朝に洗顔料を使うことで、寝ている間についた汚れを、少しでも落としてあげる方が良いからです。 もし、洗顔料を使うことで顔が突っ張るのであれば、洗顔時間を減らして、できるだけ顔が突っ張らないようにすることが大事です。 シミについては、簡単に一言二言でまとめられるものではありません。
今後も、シミの治療だけに限らず、美肌に関することを発信していきますので、読んでいただけると嬉しいです。
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