美容大国で知られる韓国内で、チャンネル登録者数12万人を超える韓国の皮膚科専門医キム・ホンソク先生。
今回は、キム・ホンソク先生の人気動画の1つ、”飛行機内でのスキンケアのコツ!”についての解説します。
飛行機の中ってなぜ乾燥するの?
化粧は簡単に!
オイルミストを活用しよう!
機内での保湿にはマスクパック!
水をたくさん飲もう
日焼け止めってするべき?
飛行機の中での、正しいスキンケア方法、ご存知ですか?
特殊な環境下である飛行機の中は、本当に乾燥します。
今回は、乾燥を解決するための、手軽で実践的な方法を紹介します。
飛行機内でのスキンケア方法!
乾燥した環境下、決められた席で、移動するにも気を遣う飛行機。
そんな飛行機の中でも、乾燥を解決できる、簡単な方法を一緒に学びましょう。
飛行機の中ってなぜ乾燥するの?
普段、基礎化粧品をあまり使わない方でも、飛行機に乗ると乾燥を感じるでしょう。 地上での飛行機内の気圧は、1気圧です。 しかし、離陸後、高度が高くなるほど、周辺の気圧が低くなるため、機内気圧が1気圧のまま維持されると、事故につながる可能性もあります。 そのため、外の気圧と合わせるために、通常、0.8気圧程度まで落とします。
低い気圧を一定に保つためには、空気を循環させなければなりません。
飛行機は密閉された空間です。
密閉された空間で、空気を循環させ続けるには、外部から空気を入れなければなりません。
外部から空気を入れるとき、気圧の差を考慮して、外部の空気を圧縮し、加熱するのですが、加熱することにより、乾燥した空気が入ってきてしまうのです。 機内環境は平均的に
室内温度:23~25˚C
室内湿度:25%以下
環境によっては湿度が10%まで下がる場合もあります。
日常で過ごすときの湿度が40~60%、砂漠の湿度が15~20%ということを考えると、非常に乾燥していることが分かりますよね。
短期間飛行(2時間以内)の場合は、特に問題はありませんが、4~5時間を超える長時間飛行の場合は、肌が長い間乾燥にさらされるため、皮膚の刺激になるのです。
飛行機内での肌の乾燥を防ぐには、当たり前ですが、保湿をしっかりしましょう。
化粧は簡単に!
メイクはできるだけ簡単にした方がいいでしょう。
長時間飛行になると、寝る際に、化粧を後します。
しかし、飛行機の中で、いつものように化粧を落とすのは、簡単ではないですよね。
特に、窓側の席になると、移動が大変でストレスになると思います。
また、機内の水道水は、水質があまり良くないというニュースもたまにあるため、機内の水を使った洗顔は、あまりおすすめできません。 そのため、簡単に化粧を落とせるように、メイクも簡単にしておいた方がいいのです。
オイルミストを活用しよう!
荷物にならない程度の小さいオイルや、コットンにオイルミストを含ませて持っておけば、色んな場面で活用することができます。
1.クレンジングする時 まずは、クレンジングの際に、オイルが使えます。 オイルミストを顔に適量かけると、化粧、油、垢などを浮かせてくれます。 その後、拭き取り化粧水で拭き取れば、クレンジングは終わりです! たまに、クレンジングウォーターを使うと良いという方がいます。
クレンジングウォーターは、肌に優しそうに感じますが、中には強い界面活性剤が入っているため、使用後は必ず水で拭き取らなければなりません。
クレンジングウォーターは、二次洗顔が必ず必要です。
洗顔が簡単にできない機内で、クレンジングウォーターを使用すると、むしろ肌を乾燥・敏感にさせることがあります。
クレンジングウォーターを使うより、オイルと拭き取り化粧水でクレンジングする方法をおすすめします。
2.追加保湿をする時
機内で保湿をしようと、ミストを使う方が多く見られます。
しかし、ミストだけを振るのは、むしろ悪い結果をもたらします。
ミストの水分とともに、元々肌にあった水分まで蒸発させてしまうからです。
しかし、オイルミストなら、蒸発しようとする水分を油分が防ぎ、保湿を維持することができます。
機内では、普通のミストではなく、オイルミストを使うようにしましょう。
機内での保湿にはマスクパック!
機内での最も簡単な保湿方法は、マスクパックでしょう。 10分ほどマスクパックをすれば、十分な保湿ができます。
マスクパックを終えたら、保湿に特化したクリームやオイルを塗るだけで終わり!
ここでは、機能性クリームはあまり役に立ちませんので、参考にしてください。
ただ、マスクパックを長時間しすぎると、機内の湿度が低く、逆に水分を奪われることがあるため、適正時間を守って使うようにしてください。
保湿力だけでなく、持ち運びや使い勝手もいいマスクパックは、機内のスキンケアにはおすすめです。
水をたくさん飲もう
機内は乾燥するため、水をたくさん飲まなければなりません。
しかし、飛行機では、機内サービスでコーヒーやジュース、お酒などが出てきますよね。
アルコールや炭酸飲料、コーヒーは、利尿作用があるため、体内の水分が外に出やすくなり、肌も乾燥してしまいます。
飛行時間が3時間を超えると、肌が非常に乾燥してくるため、できる限り、乾燥の要因を取り除いた方が良いでしょう。
そして、白湯や水を定期的に飲みながら、体の中から保湿してあげることも大切です。
日焼け止めってするべき?
高度が高くなって紫外線が強くなるので、必ず塗らなければならないと書いてあるものもありますが、そんなに心配する必要はないと考えます。
日焼け止めは必須ではなく、窓側の席で、紫外線が気になる方のみ、塗ることをおすすめします。
機長や乗務員の場合は、飛行機の窓から入ってくる紫外線にさらされる頻度が非常に高いため、塗った方が良いでしょう。
実際に、皮膚癌の発生危険性が一般人より2倍も高いという研究結果があります。
しかし、乗客はどうでしょう。
長時間飛行の場合、窓を開けておく時間は基本的には短いですよね。 以前は、飛行機の窓はガラスでしたが、最近の飛行機の窓はポリカーボネートというプラスチックになっています。 そして、窓の厚みが非常に厚く、何重にもなっているため、紫外線が透過して入ってくる量は非常に少ないです。 紫外線の中でも、UVBはほとんど遮断されます。 UVAの場合、少し入ってくることもありますが、それでも約5%程度です。
乗客のみなさんは、紫外線に関しては、あまり心配しなくてもいいでしょう。
日焼け止めを塗りたい方へ、1つアドバイス!
どんな日焼け止めを使えばいいのか。
保湿機能のあるバーム状の日焼け止めがおすすめです! バーム状の日焼け止めは、リップクリームのようにワックスやバターなどの原料が入っていて、保湿膜形成に役立ってくれるため、機内の乾燥環境では効果的に使えるでしょう。
まとめ
乾燥を避けることができない機内では、少しでも乾燥の原因になるものを避けて、しっかりと保湿してあげることが大切です。
また、機内での紫外線は大きく心配する必要はないので、日焼け止めは必須ではありません。
長時間フライトをする際は、ぜひ今回の内容を参考に、乾燥対策をしてみてください☻
皮膚科専門医キム・ホンソク先生の
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