釜山と韓国各地方を結ぶ鉄道の拠点!釜山市内のシティーツアーの発着地にもなっており、観光客なら一度は来る場所。ここ最近再開発で駅前が一新され、綺麗に整備されました。
↑ガラス張りの駅舎が特徴的。
西面や南浦洞のようにいかにも繁華街!という雰囲気ではありませんが、周辺は飲食店や観光名所が多く、見どころは満載。駅前の通りを渡ると釜山唯一のチャイナタウンやテキサス通りなど、外国人街が広がっています。
・チャイナタウン
その名の通り、中華料理店が立ち並ぶエリア。かつて中国領事館があったのをきっかけに中国人街として開発され、今でも釜山最大の華僑居住区として名を馳せています。
横浜中華街などと比べると規模はそれほど大きくないですが、各入口にはそれぞれ立派な門が建っていて雰囲気抜群です。
夜になるとライトアップされ、朱色に輝く様子がまさに中華街な雰囲気♪
もちろんグルメ街としても有名。特に餃子が美味しいと評判で、入口すぐの新發園(シンバルウォン)というお店は観光客にも大人気!焼き餃子、蒸し餃子、どれをとっても絶品で、ジューシーでボリュームたっぷりの餃子をいただけます。
・テキサス通り
チャイナタウンの向かいには、負けじと異国情緒を放つ(?)もうひとつのエリア。朝鮮戦争時の米軍駐屯をきっかけにアメリカ人向け歓楽街として発展したことから、テキサス通りという名前になっています。現在はたくさんの国旗が並ぶ外国人街&歓楽街という立ち位置。治安上の問題から、散策はお昼のうちが無難です。
・草梁イバグキル
チャイナタウンやテキサス通りを抜けた先には、近年釜山市によって整備された散策コース「草梁(チョリャン)イバグキル」があります。イバグとは釜山周辺の方言で世間話、井戸端会議といった意味で、昔の釜山の姿をいつまでも語り継いでいく目的で名付けられたそう。
元々このあたりの草梁洞は、朝鮮戦争時に避難民によって山の斜面に建てられた住居が多くあるエリアです。当時の生活の様子を伝えるギャラリーや、昔を再現したレトロな食堂、昔の建物をそのまま利用したカフェなどがあり、ノスタルジックな雰囲気を堪能できます。メインの168階段を上った先の展望台は、釜山港が一望できる絶景スポット!2016年に無料のロープウェイも整備されたため、気軽に誰でも絶景を楽しめるようになりました。